利用する流れとかよく分からないけど、大丈夫かな?
気をつけることってあるのかな?
この記事では、このような不安をお持ちの方に向けて、
3年間不用品回収業者で働いていた私が、
不用品回収を依頼するときの流れと注意点を解説します。
初めての利用に不安を感じている方に、特におすすめの記事となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
不用品回収業者に依頼するときの流れ
初めて不用品回収業者に依頼するとき、どういう流れで依頼するのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、不用品回収業者に依頼するときの流れをご紹介します。
①「不用品・破棄するもの」と「買取してもらいたいもの」を分ける
まずは、依頼する準備として「不用品・破棄するもの」と「買取してもらいたいもの」に分けていきましょう。
不用品回収は、あくまで不用品を回収するだけです。
どれだけ状態の良いものであったとしても、お金になることはありません。
価値のありそうなものや、不用品として処理するのはもったいないと感じるものは、買取してもらうのが良いでしょう。
②買取してもらいたいものは「買取業者」に依頼する
不用品・破棄してもらいたいものと、買取してもらいたいものに分けたら、買取業者に買取の依頼をしましょう。
ここで、面倒くさいからと1ヶ所の買取業者に依頼するのは、少しもったいないかもしれません。
買取をする際には、ものの価値を見極める必要があります。
なんでも鑑定団だって本なら本、骨董品なら骨董品の専門家が鑑定しますよね。
それなのに「なんでも買取対応する」というのは、少し怪しくないですか?
このような場合、
などのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
本なら本屋、ブランド物ならブランド買取専門店、家電ならリサイクル店など、専門業者に依頼するのがおすすめです。
また、不用品回収業者の中には買取も行っている業者もあります。
一見便利なように見えますが、買取も行っている不用品回収業者は悪質業者である可能性が高いです。
実際、このようなトラブルが続出しているのです。
テレビなどで取り上げられている被害事例のほとんどは、買取も行っている不用品回収業者の仕業。
不用品買取業者に依頼する時の注意点等をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご参照下さい。
③買い取ってもらえなかったものと不用品を「不用品回収業者」に依頼する
買取をしてもらったら、いよいよ不用品回収業者に不用品回収の依頼をします。
不用品回収業者に依頼するときには、以下のポイントに注意しましょう。
不用品回収を行うためには、自治体からの許可を得なければいけません。
不用品回収(廃棄)は一般家庭廃棄物収集運搬業許可、不用品買取は古物商許可が必要です。
そして、不用品回収を依頼するときは相見積もりを取るようにしましょう!
ただし、相見積もりサイトに登録するのはあまりおすすめしません。
一気に10社以上から電話がかかってきてしまいます。
不用品回収を依頼するときに気をつけること
不用品回収を依頼するときには、悪質業者に騙されないため、以下の3つに気をつけましょう。
最終見積もりは、実際に現地で不用品を見てもらってから確定することをおすすめします。
電話の段階で、最終見積もりを安く提示する業者ほど、実際の不用品を見て追加料金を請求してきたりするもの。
などのようなトラブルに繋がりかねません。
そして、「なんでも無料で回収します」という業者にも要注意!
不用品の処理手数料やリサイクル料などが発生するため、基本的に不用品回収は無料では行えません。
こういう業者は「回収は無料。でも、出張費や交通費はもらいます」と、別途費用を請求してくることがあります。
また、見積もり費や出張費、キャンセル料も事前に確認しておくことをおすすめします。
基本的には、見積もり費も出張費もキャンセル費も無料が当たり前。
しかし、見積もり無料と聞いて依頼して、思ったよりも値段が高かったからキャンセルしようとしたら、キャンセル料を請求されたというケースもあるようです。
不用品回収だけじゃない?
掃除や修理をしてもらいたい場合は別途ご紹介
不用品回収を依頼する場合、回収後の片付けや掃除もして欲しい人もいるのではないでしょうか?
例えば一部屋まるっと綺麗にして欲しい、農機の回収と一緒に庭の掃除や屋根の修理もして欲しいなど。
不用品回収業者の中には、掃除や修理に対応してくれる会社もあります。
不用品回収を依頼する際に希望を伝えることで、取り合ってくれたり、対応先を紹介してくれるでしょう。